人馬一体となって勝利を目指す競馬には数々の名レースが生まれてきました。
テレビで競馬を見るのも良いですが、実際に名シーンと言われるようなレースを目にしたら競馬にのめり込むのも間違いないでしょう。
今回は誰もが見てもアッと驚く日本競馬の名シーンを10レース厳選してご紹介します。
それでは見ていきましょう。
記憶に残る名レース8戦
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1993年【GⅠ】日本ダービー|ウイニングチケット×ビワハヤヒデ×ナリタタイシン
1993年の競馬界を熱くした、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットは、3頭の頭文字をとり【BMW】と競馬ファンから呼ばれるほど注目を集めました。
18頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、1番人気ウイニングチケット」「2着、2番人気ビワハヤヒデ」「3着、3番人気ナリタタイシン」と人気通りの着順となりました。
最後の直線で3頭の共演は、記憶にも記録にも残る名レースです。
1996年【GⅡ】阪神大賞典|ナリタブライアン×マヤノトップガン
10頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、2番人気ナリタブライアン」「2着、1番人気マヤノトップガン」「3着、7番人気ルイボスゴールド」の着順となりました。
ゴールまで1歩も譲らないナリタブライアンとマヤノトップガンの競り合いは、競馬界に語り継がれる名レースの1つであり、「シャドーロールの怪物」と呼ばれたナリタブライアンが復活を遂げたレースでもあります。
1998年【GⅡ】金鯱賞|サイレンススズカ
「異次元の逃亡者」とも呼ばれた、最強逃げ馬サイレンススズカの伝説の一戦です。
9頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、1番人気サイレンススズカ」「2着、5番人気ミッドナイトベット」「3着、3番人気タイキエルドラド」の着順となりました。
大逃げが炸裂し、2着のミッドナイトベットに1秒8差を付け圧勝したサイレンススズカは当時のレコードを記録しました。
2006年【GⅠ】有馬記念|ディープインパクト
日本競馬歴代最強馬と言っても過言ではない、ディープインパクトの引退レースです。
14頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、1番人気ディープインパクト」「2着、6番人気ポップロック」「3着、3番人気ダイワメジャー」の着順となりました。
ディープインパクトの強さを改めて実感したレースであり、「ディープが今翼を広げた」「間違いなく翔んだ」「最後の衝撃」などの名実況もまた、競馬ファンの記憶に残る一戦です。
2008年【GⅠ】天皇賞(秋)|ウオッカ×ダイワスカーレット
同じ年に誕生した2頭の最強牝馬、ウオッカとダイワスカーレットのライバル対決が伝説となった2008年天皇賞(秋)は、17頭立てでおこなれ、このレースの着順は「1着、1番人気ウオッカ」「2着、2番人気ダイワスカーレット」「3着、3番人気ディープスカイ」の着順となりました。
目視では確認できないほどの大接戦を演出した、1着ウオッカと2着ダイワスカーレットの差は僅か2センチ程でした。
2012年【GⅡ】阪神大賞典|オルフェーブル
動画なし
オルフェーブルのじゃじゃ馬ぶりが炸裂した2012年の阪神大賞典は、記録よりも記憶に残る名レースです。
12頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、3番人気ギュスターヴクライ」「2着、1番人気オルフェーブル」「3着、5番人気ナムラクレセント」の着順となりました。
レース中盤でオルフェーブルが逸走してしまい、生で競馬観戦していた人たちは「オルフェーブル故障か?」「折り合いがつかなかったか」など、オルフェーブルが飛んだことを予感させましたが、最後の直線でまさかの馬群に戻り、2着を記録しました。
1着にはなれなかったものの、逸走から大逆転劇は、負けて強しの結果でした。
2012年【GⅠ】ジャパンカップ|ジェンティルドンナ
史上初の3歳牝馬でジャパンカップを制したジェンティルドンナの伝説の一戦です。
17頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、3番人気ジェンティルドンナ」「2着、1番人気オルフェーブル」「3着、2番人気ルーラシップ」の着順となりました。
三冠馬オルフェーブル×三冠牝馬ジェンティルドンナの最後まで譲らない攻防は、今見ても手に汗握る最高の一戦です。
2014年【GⅠ】桜花賞|ハープスター
デビューから鞍上を務めた川田騎手が「引退するまで1回も真剣に走らなかった」と言わせるほど、底知れない能力を持つハープスターの記憶に残るレースです。
18頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、1番人気ハープスター」「2着、2番人気レッドリヴェール」「3着、5番人気ヌーヴォレコルト」の着順となりました。
最終コーナーまで最後方に位置を取っていたハープスターが大外から差し切ったこのレースは、競馬を知らない人でも凄さが分かる一戦です。
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