競馬を知らない人でも一度は耳にしたことがあるでしょう。世界の最強馬が1年に1度フランスに集結し頂点を目指す、世界最高峰のレースが凱旋門賞です。
未だ日本馬の優勝はないものの、世界を驚かした名勝負があります。
今回は日本馬が凱旋門賞で入賞したレースを紹介していきます。
凱旋門賞で活躍した日本競走馬のレース集
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1999年 凱旋門賞|エルコンドルパサー
14頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、モンジュー」「2着、エルコンドルパサー」「3着、クロコルージュ」でした。
日本の中央競馬で成績を上げていたエルコンドルパサーは、凱旋門賞に向けて1999年にフランスに長期遠征に行き、海外でも活躍しました。
日本馬が海外で成績を残せなかったこの時代に、日本競馬界に勇気と希望を与えたエルコンドルパサーは、2着と敗れたものの歴史に残る名レースを魅せてくれました。
2006年 凱旋門賞|ディープインパクト
9頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、レイルリンク」「2着、プライド」「3着、ハリケーンラン」でした。
デビューから無敗でクラシック三冠を物にした、歴代最強馬ディープインパクトは、2006年の凱旋門に参戦しました。
3着に入線にしましたが、レース後の検査にてディープインパクトの体内から禁止薬物が検出され失格となってしまいました。
2010年 凱旋門賞|ナカヤマフェスタ
20頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、ワークフォース」「2着、ナカヤマフェスタ」「3着、サラフィナ」でした。
2010年の宝塚記念でブエナビスタを破ったナカヤマフェスタは、同年の凱旋門賞に出場することが確定しました。
道中で不利を受けるものの、最後の直線でワークフォースとゴールまで競り合い、アタマ差の2着と健闘しました。
2011年に2度目の凱旋門賞に出馬しましたが、結果は11着でした。
2012年 凱旋門賞|オルフェーヴル
18頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、ソレミア」「2着、オルフェーヴル」「3着、マスターストローク」でした。
「金色の暴君」で知られ、愛されたオルフェーヴルは、2012年に初の凱旋門賞に参戦しました。
最後の直線で先頭を切りましたが、ソレミアに差し返され2着と惜敗しました。
時が経っても度々テレビでこのレース映像が流れるほど、日本競馬の記憶に残る戦いは、オルフェーヴルの強さと世界の壁の厚さを感じた一戦です。
2013年 凱旋門賞|オルフェーヴル
17頭立てでおこなれたこのレースの着順は「1着、トレヴ」「2着、オルフェーヴル」「3着、アンテロ」でした。
前年のレース後に鞍上のスミヨン騎手が「10回走れば9回勝っていた」とコメントを残すほど、手応えがあったオルフェーブルは、2013年2度目の凱旋門賞に参戦しました。
前年と同じ2着ではあったものの、オルフェーブルの強さが世界に証明された一戦です。
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